1ヶ月で24リットルのサイクルが我が家ではちょうどよさそう
炊飯やお茶に利用したのは各1回にもかかわらず、4日で1900円分(12リットル)使い切ってしまったかと思うとびっくりですが、私が飲んだ分だけで約8リットル相当だと思うと当然の結果。
外出するときは常に飲み物を持参しますが、300ccのステンレスボトルで水を持って行ったりもしましたし。
仮に子どもの飲食にのみスマイルベビー水を使ったとすれば、1日1リットル前後の使用になると思うので、1ヶ月24リットルのサイクルでちょうどいいぐらいでしょう。
ウォーターサーバーは赤ちゃんがいる家庭でとても役立つ
空になったボトルの処理。本体から抜いて、キャップは切れ目から簡単に手で切れるようになっています。
この写真は、サーバーからボトルを外して、つぶし、空気が入らないよう再度キャップをはめたところです。
ウォーターサーバーを置く以前、我が家ではアルカリイオン整水器からの水をポットに入れて冷蔵庫に常備していました。
でも、いざウォーターサーバーを置いてみると、いちいちポットに入れることだけでなく、それを飲むために冷蔵庫を開ける動作すらも面倒に感じてしまいました。
ウォーターサーバーは根本的に面倒臭がりの人には最適なアイテムであると言えると思います。
面倒臭がりの人でなくても、例えば赤ちゃんがいるご家庭ならとても便利に使えると思いました。急なミルク作りの時にすぐ作れます。非常に助かると思います。
ウォーターサーバーとアルカリイオン整水器の比較
しかし、我が家の場合、面倒という理由だけで、月3,800円支払っていくのはとても不経済に感じます。
また、保冷・保温する電気代も少し高くなるかもしれませんね。
サーバーの裏側はけっこう発熱して熱いので、夏場だと室温に影響するかもしれません。
味については、スマイルベビー水も、アルカリイオン整水器の水も同じような味(=同じぐらいおいしい)ので、その成分などについて改めて検証・比較して今後もウォーターサーバーの利用を続けるか検討する必要がありそうです。
今まで特に意識していませんでしたが、ミネラルウォーターの美味しさというのはミネラル成分の量ではなくバランスによって決まるそうです。
日本人の好みに合ったミネラルバランスのスマイルベビー水は、飲用だけでなく、お茶やお料理にも最適だとお勧めされています。
緑茶は渋味がなくなり香りがよくなる、ご飯はふっくらと炊き上がる、水割りは味がまろやかになる、ダシ取りや煮物は材料の味がよく染み出す、アク抜きや野菜茹では色が鮮やかに仕上がる…等々。
実際に試したのはごはんだけですが、アルカリイオン整水器の水で炊いたものと比べて極端にふっくら炊きあがったようには感じられませんでした。でも、普段水道水を使っている人なら、初めて飲む時と同様、違いを感じると思います。私がアルカリイオン整水器を使い始めた時に違いを実感したように。
例えば緑茶を入れてみると違いは歴然です。渋みが取れて、どちらかというとこぶ茶に近いようなまろやかな味になります。そして、スマイルベビー水で入れた緑茶も、やはり同じような味になりました。
スマイルベビー水はレバーを下げればいつでもすぐにアルカリイオン水が飲める
ちなみに、ウォーターサーバーにはない、アルカリイオン整水器の良いところがあります。それは洗顔用の弱酸性水が作れるところです。
この水で洗顔すると、化粧水をつけたあとのようにしっとりします。また、同じシリーズの最新の製品では強い酸性水も作れるようで、洗い物や茶渋を取るのに適しているそうです。
逆に、スマイルベビー水の良いところもあります。アルカリイオン整水器で作った水は、時間が経つとpH値が中性方向に戻る傾向があるそうなので、できるだけ作りたてを飲む方がいいそうです。
アルカリイオン整水器は水を出してから3秒ほど準備中ランプが点灯し、それが消えるまで飲むことができません。
すぐ飲みたい時や続けてお代りしたい時、これがちょっと面倒に感じてしまいます。
また常温の水が苦手という人もいるでしょう。
この点スマイルベビー水の方なら、レバーを下げればすぐに、pHバランス良く冷えたものが飲めます。
「水道水」「浄水器」「ウォーターサーバー」のそれぞれのメリット、デメリット
ミネラルウォーターを買いに行く手間や置くスペースを考えると、水道水を利用する方がはるかに便利で経済的であることは明らかです。
その水道水をおいしく利用できるのは浄水器、さらに健康面などを考慮すると、アルカリイオン整水器ということになるのでしょうか。
でも、やはり水源が心配という場合は、ウォーターサーバーを置くのが安心でしょう。
ミネラルウォーターや整水器にない魅力として、スマイルベビー水は備蓄水としても活用できるそうです。賞味期限切れの心配なしとは、大きな魅力です。
我が家の場合の結論として、新しい水の美味しさに出会ったわけではないが、便利に感じる。でも、便利に感じる=なくてもいい、とも言えます。ウォーターサーバーにかかるコストを考えると、我が家の場合は、返品、今後は沸かして保温できるポットを使い始めることになりそうです。
公式サイトはこちら→スマイルベビー水
【番外編その1】これまで使っていたアルカリイオン整水器とは?
ところで、アルカリイオン整水器という言葉がどのくらいの人に知られているのか分かりませんが、私も普段は浄水器と呼んでしまいます。
アルカリイオン整水器を使うようになったきっかけについて補足しておくと、義父がパナソニックの店を経営しており、結婚した時につけてくれたからです。
アルカリイオン整水器は、電気分解によりアルカリイオン水(アルカリ性電解水)や弱酸性水(電解酸性水)を生成します。我が家で使用しているものは、パナソニックのTK7206という型番の商品です(現在は生産終了、販売価格は3万円前後)。医療用物質生成器として認証を受けていて、飲用することで胃腸症状の改善に有効とされています。
アルカリの強さは、【1】飲み始め(pH8〜9)、【2】飲み慣れ(pH8.5〜9.5)、【3】日常飲用(pH9〜10)の3段階に調節できるようになっています。
炊飯には【2】、お茶や煮物、野菜ゆでやあく抜きには【3】にするのが上手な使い方と説明されています。弱酸性物質はアルカリ性にするとイオン化するので水溶性が増大するそうです。
例えば、昆布の旨味成分である弱酸性物質のグルタミン酸が通常の水の2倍抽出できるということのようです。
ちなみにスマイルベビー水のpHは8.2〜8.4となっています。
私は【2】のpH8.5〜9.5の味が好きでずっと「飲み慣れ」のままに設定しています。スマイルベビー水よりも少しだけ強めですが、味が似ていても不思議はないと思いました。
楽天市場で「アルカリイオン整水器」の最安値を探す
Amazon.co.jpで「アルカリイオン整水器」の最安値を探す
【番外編その2】サンクスウォーターが付けられているとおいしい水道水が飲める?
さらに、実は、我が家の場合、もしかするとアルカリイオン整水器がなくても、おいしい水道水が出ているかも知れないのです。
ウォーターサーバーについて義父と話していた時、実は我が家の水道メーターには「家庭用磁気流体活性機」なるものが付けられていることが発覚しました。
サンクスウォーターというメーカーの、商品名もサンクスウォーターという製品です。結婚したとき、義父がアルカリイオン整水器と共に付けてくれていたそうです。販売価格は8万円ほど(!)。
サンクスウォーターは、磁気の力で水道水を湧水のように、クラスター(原子および分子の、数個から数十個ないしそれ以上の集合)を小さくするものです。
通常の水道水と比べて溶解力や浸透力がアップ、一度装着すると半永久的に使用でき、メンテナンス等のランニングコストが一切不要というアイテムです。
これを付けることで家中の水が生き返る…洗濯では汚れが落ちやすくなる、洗面所では皮脂や汚れが落ちやすくなる、お風呂ではお肌になめらかなお湯になる、ガーデニングでは生け花が数倍長持ちする…等の効果があるようです。
一番気になるのは飲用にはどうなのかという事ですが、水道水のカルキ臭が緩和され料理が美味しくなる、とあります。
今の住居に来た時には既に付けられていたので、残念ながら設置前と比較できません。義父の話ですが、洗濯機の買い替え・取り着けでお客様のところへ行くと、つけているお宅の排水ホースにはほとんど水垢がついていないのだとか。
脱線しましたが、サンクスウォーターについての番外話でした。