天然水のサーバーを試してみたかった理由
私はこの2年ほどクリクラのサーバーを使っているのですが、天然水のサーバーを試してみたかったので、サントリー天然水サーバーを使ってみました。
私がクリクラのサーバーを使っているのにサントリーのサーバーを試してみようと思った理由は2つあります。
ひとつはクリクラが天然水ではなく、RO膜水だということを最近になって知ったからです。RO膜水というのはアメリカのNASAが開発したフィルターでろ過された水です。もちろん、RO膜水が悪いわけではありません。安全で衛生的な水であることに変わりはないのですが、私が個人的に、自然とか天然という種類のものが好きなので、天然水のサーバーを使ってみたかったというだけのことです。
サントリーの天然水は山梨県北杜市白州町で採水されたナチュラルミネラルウォーターだということだし、クリクラのサーバーを設置する前は、よく買っていたペットボトルの銘柄なので、何となく安心感がありました。
朝起きてからお昼ご飯までは水を飲んで過ごしています
私はこの1年ほど、半日絶食、1日2食にして朝食は食べないという食生活を実行しています。これは、朝起きてから、お昼ご飯までの間は、水を飲んで過ごすというものです。最低グラスに8杯の水は飲まなくてはならないので、まずい水では到底実行することはできません。
また、水のペットボトルを買ってくる生活であったら、毎日の買い物が重くなってしまうので、ウォーターサーバーを設置していなければ、続けにくい習慣です。
家にいる時はウォーターサーバーから直接グラスに注いで飲みますが、外出時にはステンレスマグにいれて、携帯しています。もし、ろ過水より天然水の方がおいしいならば、おいしい天然水を日常的に飲める方が良いなと思ったのです。
もう一つの理由は、おしゃれな感じのサーバーにしたいということです。サントリーのサーバーは写真を見たところ、なかなかおしゃれな感じでしたし、色もアイスグレーと、ナチュラルブラウンの2色から選べるのです。私は今回、アイスグレーを選びました。
サントリー天然水サーバーのホームページから申し込みました
インターネットでサントリー天然水サーバーのホームページから申し込みました。
ページの上の方と中央に申し込みフォームに勧めるボタンがあります。
申込フォームに住所や電話番号などの必要事項を記入します。
次にアンケートのページに進みます。
これで申し込みは完了です。
すぐに『サントリー天然水(南アルプス)10リットルボックスの定期お届けおよびサントリー天然水(南アルプス)専用ウォーターサーバーのご契約を承りました。』というメールが来ます。
最短の届け日を選んだので、一週間後に届くことになりました。
サーバー設置は2階までヤマトの方に運んでいただきました
当日の朝、クロネコヤマトの担当者の方から電話があり、サーバーの設置が3時から6時の間になるということを知らせてもらいました。午前中にクロネコヤマトの宅配便で水のパックが2つ届きました。
重くて動かせなかったので、設置の時に運んでもらえると思い、玄関に置いたままにしました。
設置準備として、私はクリクラのサーバーを使っているので、クリクラのサーバーを別の部屋に移動して置きました。
3時過ぎにクロネコヤマトの担当者の方が2人でサーバーを持ってきてくださいました。思ったより大きいなという印象を受けました。我が家はキッチンが2階にあるので、2階まで運んでいただきました。そして、設置作業開始、担当の方は黙って黙々と作業を進めていきます。
クリクラのサーバー設置時には、担当の方が初期設定を終わった後に、ボトルのつけ方や水、お湯の出し方など、丁寧に説明してくださったのですが、サントリーの場合、説明は一切ありませんでした。作業後、受け取り確認の書類と設置作業終了確認の書類にサインを求められたので、サインをし、取扱説明書をいただいて、設置は終了しました。
サントリー天然水サーバーとクリクラを並べてみました
その後に別の部屋からクリクラをキッチンに移動して、並べました。
結局、午前中に届けられた水のパックは運んでもらえませんでした。もちろん、今後は2週間毎にクロネコヤマトで水のパックが届くので、その度に自分で2階まで運ぶことになるのですから、今回の分を運んでもらえないのは業務上当然のことなのですが、クリクラの配達の人は毎回、「重いから2階まで運びましょうか?」と声をかけてくださるので、会社の考え方によって担当者の対応が変わるのだなあという印象を受けました。実際、去年私が脚を骨折して、3ヶ月くらい松葉杖のお世話になっている期間、クリクラの担当者は毎回2階まで水のボトルを運んでくださったのです。クリクラの場合はクリクラの社員の方が営業、宅配をしているので、水を運ぶ相手に対して自社の水を飲んでもらっているという気持ちがこもるのかもしれないと思います。
サントリーの場合はクロネコに宅配を依頼しているので、個々の相手に水を届けるという感覚が薄いのかな?と感じました。もちろん、担当者によっても違うと思いますが…。
サーバーを並べてみると、サントリーのサーバーはすっきりしていてとてもいい感じです。
無料と月々1050円の差を感じました。そして、この差は見た目だけではないことが、使い始めて分かりました。
温水、冷水の温度調節ができます
温度調節が3段階に分けてできるようになっています。
赤い温度調節ボタンを押して温水と省エネ、青いボタンで冷水と省エネを切り替えます。温水は高温90度以上、温水は80~90度、省エネは80度以下。冷水は、冷水4度から10度、省エネ12度から15度のそれぞれの温度の時に点灯します。
高温にしたい時は、高温スイッチを長押しします。90度以上になると、お知らせ音が鳴り高温のランプが点灯します。温水や省エネに戻したい時はもう一度高温ボタンを押しますクリクラの場合、常に高温のお湯が出るようになっていますが、高温のお湯を使うことは日に数回しかないのに、電気代がもったいないなと思っていたので、これは良い機能だと思いました。
この省エネ機能のおかげでどのくらい電気代が安くなるか楽しみです。始めは温水に設定されていたのですが、さっそく省エネボタンを押して省エネにしておきました。
音がうるさいのが気になっていたのですが、省エネボタンを押したら静かになりました。ただ、オートクリーンシステムの作動時は、数分の間、機械音が大きくなります。
ちょっと面倒なのがロックの解除
それと、ちょっと面倒なのがロックの解除です。高温だけかと思ったら、温水、冷水、省エネの全ての時に、ロック解除ボタンを長押ししなくてはならないのです。慣れれば気にならなくなるかもしれませんが、今のところ面倒に感じます。
でも、小さなお子さんがいる家庭では、すべてロックがかかる方が安全ですね。
また、クリクラの場合、立ったままコックをおして水やお湯をいれることができたのですが、サントリーの場合は、いちいちしゃがまないと入れられないので、調理中などは不便な感じです。飲み水として使うだけなら問題ないと思います。
水の注ぎ口の高さ
サントリーの水受け皿は深さがあるので、コップに半分くらいこぼしてしまっても大丈夫そうです。
取り外しは両手でしっかりする必要があります。
クリクラの水受け皿は、たくさんこぼしてしまうとあふれそうです。
片手で取り外しできます。
慣れているせいかもしれませんが、クリクラのサーバーはシンプルで使い勝手がいいです。
特に調理中は、片手鍋を持ってロックボタン長押し、しゃがんで給湯の手順は煩わしいですね。水受け皿はどちらも簡単に取り外して洗えるようになっています。
クリクラのサーバーは形状からしてとうていコップを置けそうにはありませんが、サントリーの方は広めな水受け皿なので、うっかりコップを置いてしまいました。これは絶対に止めたほうがいいです。液体が飛び散ります。