冷水にもチャイルドロック装着可能ウォーターサーバー特集

元ウォーターサーバー販売店員やっくんがこっそり教える、あなたにぴったりのウォーターサーバー

冷水にもチャイルドロック装着可能ウォーターサーバー特集

冷水チャイルドロック

この文章を読み始めてくださったウォーターサーバーに興味がある皆様、こんにちは。今回のテーマは、【チャイルドロック】に関してです。

私がショッピングモールでお水を配りながら、ウォーターサーバーのキャンペーンスタッフをしていた頃、お客様に言われて一番悔しかったのが、
「ウォーターサーバーが魅力的だなんてことは百も承知で以前使っていたことがあるけど、子供が触っていたずらしまくってお水・お湯を無駄にしてしまうから解約した。もう絶対使わない。」
という内容です。

このようなことを言われるということは、やはりそれだけ【チャイルドロック】に関するユーザー様からの不満が多いということなのてす。やはり、お子様が成長するにしたがって学習能力も上がっていきますし、一度【チャイルドロックの解除の仕方】を覚えられてしまえば、残念ながらもう対処のしようがないというのが現状のようですね。(とはいえ、やはりチャイルドロックが無いよりは有った方がもちろんいいわけですが。)

しかも、【チャイルドロック】の最大の盲点は多くのウォーターサーバーメーカーさんは【温水のみ】にしか装備していないという点です。やはりメーカー側としては「ウォーターサーバーのお湯で子供が火傷した」等の訴訟になることを恐れているわけですが、特に冷水側には装備する必要がないと考えているメーカーさんが多いのが現状です。しかし、ユーザーさん側とすれば、「子供がいたずらして、冷水を出しっぱなしにしてしまって床が水浸しになってしまった」等の案外お水の方に関する問題事例も多いのです。

今回は、ウォーターサーバーの【チャイルドロック】に的を絞って、リサーチしていきたいと思います。

同じサービスでもサーバー種類によってチャイルドロックの仕組みが異なる

「冷水にもチャイルドロックがついていると思って申込んだのに、届いたらついてなかった」

ウォーターサーバー機械には、先進的なウォーターサーバーから、昔ながらのシンプルウォーターサーバーまで、様々なものがあります。電子制御でチャイルドロックができると思っていたのに、自分が申し込んだのは昔ながらのウォーターサーバーでそれは温水にしかチャイルドロックがついていない、ということはウォーターサーバーあるあるです。

そんなことにならないようにしっかり調べて、公式サイトからウォーターサーバーの種類を問い合わせてから申し込みましょう。

チャイルドロックにはいくつかの種類がある

チャイルドロックには大きく分けて3つの種類があります。

・電子制御のチャイルドロック
・二重操作のチャイルドロック
・カバーのチャイルドロック

「電子制御のチャイルドロック」は、ウォーターサーバーの機械の上部や背面にスイッチがあり、それを押すと、チャイルドロックが有効になるものです。この電子制御の場合、温水、冷水ともに出せなくなったり、ウォーターサーバーの全操作ができなきなったりと強固なロックができます。ウォーターサーバー選びで「チャイルドロックを優先したい」人は、この電子制御ができる最新のウォーターサーバーを選ぶことが良いでしょう。

「二重操作のチャイルドロック」、これが最も一般的なチャイルドロックです。お水を出すためには、「ボタンを押す & レバーを押す」の同時操作が必要で、どちらか一方だけはお水が出ません。小さなお子様にとって2つの操作を同時にすることは簡単ではないため、有効なチャイルドロックです。しかし、小学生程度になれば、同時操作もできるようになってくるため、乳幼児向けのチャイルドロックと認識することが良いでしょう。また、このチャイルドロックは、温水だけについていることも多いです。温水、冷水の両方についているかを確認してから申し込みましょう。

「カバーのチャイルドロック」は、物理的にボタンを押せなくするプラスチックのカバーです。プラスチックカバーを取り付け、それを外さないと、お水を出せないようにします。これも強固なチャイルドロックではありますが、カバーの付け外しが少し手間であることから、大人がお水を出すことにおっくうになってしまうことがあるかもしれません。手間がかかるということはそれだけ小さなお子様がお水を出すことも大変なので安心なのですが、大人が使うときにも手間であるというデメリットもあります。

大きくはこの3種類で、細かい仕様はウォーターサーバーによって異なります。自分が求めるチャイルドロックに合うものを見つけましょう。

申し出ないと冷水にはチャイルドロックがつかないことがある

特に「二重操作のチャイルドロック」「カバーのチャイルドロック」は申込時や後ほど申請をしないと、温水にしかチャイルドロックがついていないことがあります。冷水にもチャイルドロックをつけたいのであれば、できるだけ申し込み時に忘れずに伝えるようにしましょう。

クリクラ

クリクラ

これを探すのには本当に苦労しました・・・やはり、どこのウォーターサーバーメーカーさんも基本は【温水のみ】が多いです。そんな中、私の期待をいい意味で裏切ってくれた素敵なメーカーさんはクリクラさんです。

クリクラさんは温水にも冷水にも両方チャイルドロックを装着することが可能ということなのです。

詳細を調べてみますと、クリクラのウォーターサーバーでは、初期設定の段階では他のウォーターサーバーさんと同じように、温水のみ、チャイルドロックがついていますが、メーカーさん側に申し出れば、冷水にも無料で同様のチャイルドロックを付けることが出来ます。申し出るタイミングは、申し込む段階でも良いですし、ある程度実際に使ってみてからの申し出でもOKだそうです。個人的な感想ですが、かなり融通が利くメーカーさんなんですね。

しかも、無料という点が素晴らしい! どこのウォーターサーバーメーカーさんであっても、基本料金以外のオプションは1円でも高くユーザーさんから徴収するというスタイルが少なくない中、クリクラさんはかなり消費者の目線に立ってサービスを提供しているという印象です。さすが、6年連続お客様満足度NO.1のウォーターサーバーメーカーさんだけありますね。

コールセンターにて、重箱の隅をつつくようなマニアックな質問もしてみましたが、一貫して愛想が良く、誠意を持った対応をしてくださいました。いくら製品が良くても、コールセンターのお姉さんの印象が悪いだけで企業全体の信用を損ねてしまうような事例もありますが、クリクラさんは製品・サービス共に非常に好感を持てましたよ!

さて、具体的に、チャイルドロックの内容について説明していきたいと思います。

クリクラのチャイルドロックは、コックをいったん上にあげ、上にあげた状態をキープしながら奥に押し込むというやり方です。【~しながら】という行為は、案外小さなお子様には難しいんですよね・・・とにかく、クリクラのチャイルドロックはかなり複雑ですので、そう簡単にはお子様に攻略されないものと思います。

フレシャス

フレシャス

続きましては、フレシャスさんです。

フレシャスさんには「デザイナーズモデル(dewo、dewo mini、Slat)」「ベーシックモデル(SIPHON+、SIPHON slim、AQUWISH)」「コラボモデル(Rilakkuma、ONE PIECE)」の3つのモデルのウォーターサーバーがあります。

このうち、「デザイナーズモデル」は設定をすることで、冷水にもチャイルドロックをかけることができます。お水の出口は1箇所しかなく、温水、冷水ともに同じところから出てくるサーバーです。

「ベーシックモデル」「コラボモデル」は、温水、冷水にもどちらもはじめからチャイルドロックがついています。赤色(温水)、もしくは、青色(冷水)のチャイルドロックボタンを押し、それをキープしながらレバーを押すことでお水が出てきます。この「しながら」という行為は小さなお子様には難しいものですが、小学生程度であれば、自分でお水を出すことができるでしょう。乳幼児には解除が難しい、小学生なら解除できるという認識をすると良さそうです。

小学生のお子様がいるのであれば、チャイルドロックに頼り切るのではなく、お水を出すときにはこぼさないように十分に気をつけるように教えることが良いでしょう。

プレミアムウォーター

プレミアムウォーター

プレミアムウォーターは、フレシャスの「ベーシックモデル」「コラボモデル」と似ているウォーターサーバー機械です。赤色(温水)、もしくは、青色(冷水)のチャイルドロックボタンを押し、それをキープしながらレバーを押すことでお水が出てきます。

プレミアムウォーターでは、これに加えて、チャイルドロックカバーをもらえます。(最新情報は念のため公式サイトをご確認ください)

プラスチックのチャイルドロックカバーを、温水、冷水の出口に付けることができ、これを外さないと、赤色(温水)、青色(冷水)のボタンを押すことができません。通常のチャイルドロックの仕組みに加えて、二重にチャイルドロックをつけることができます。

この二重のチャイルドロックのデメリットは、大人がお水を出すときにもなかなか手間になること。プラスチックカバーを外して、ボタンを押して、レバーを押し込んでお水が出てきます。何回も使っていると、プラスチックカバーをつけないで使うようになってくることもあると思います。でも、それだけしっかりガードできるということなので、小さなお子様が心配な方は、通常のチャイルドロック + プラスチックカバーを使うと良いでしょう。

アクアクララ

アクアクララ

続きまして、アクアクララさんです。

アクアクララは「アクアクララアドバンス」「それ以外」の種類のウォーターサーバーでチャイルドロックの動作が異なります。

「アクアクララアドバンス」のチャイルドロックは、電気式のロックですべての操作ができなくなります。とても安心のチャイルドロックです。

「それ以外」のウォーターサーバーは、クリクラと似ているチャイルドロックです。温水、冷水の上にそれぞれ赤と青のスイッチがあり、それを押し込みながら、レバーを押すとお水が出てきます。

冷水のチャイルドロックを求めてアクアクララを選ぶのであれば、「アクアクララアドバンス」を選ぶことが良いでしょう。

アルピナウォーター

アルピナウォーター

最後に登場するのは、アルピナウォーターさんです

アルピナウォーターさんは、ガロンボトルの中にRO水を入れて使うタイプのメーカーさんで、お水代が最も安いことで、ヘビーユーザーさんに親しまれています。

しかも、通常のRO水は水道水をもとにしているのですが、アルピナウォーターは「天然水」をROろ過しているという、二重に嬉しいお水です。

正直、『お水代が安い』というイメージしか無かったアルピナウォーターさんですが、温水にも冷水にも両方チャイルドロックを装着することが可能です。

初期設定の段階では温水のみ【チャイルドロック】がついていますが、申し出れば、冷水にも無料で同様のチャイルドロックを付けることが出来るタイプです。申し出るタイミングは申し込む段階でも良いですし、ある程度実際に使ってみてからの申し出でもOKだそうです。

みなさんが自分にぴったりの素敵なウォーターサーバーに巡り合えますように。

以上(by 元ウォーターサーバー販売店員やっくん)