我が家に赤ちゃんを家族として迎える。私もそんな不安と期待が入り混じった経験を2年前にしました。そのときに悩んだ末、導入したのがウォーターサーバーでした。今、思い返してもウォーターサーバーがあって本当に助かったと思います。
この記事では、
・これから赤ちゃんを迎える方
・赤ちゃんにミルクを与えている最中の方
・赤ちゃんの離乳食の時期の方
・赤ちゃんが乳児から幼児になりつつある方
に向けて、ウォーターサーバーを自宅に導入して本当に良かったという体験談や客観的な情報をまじえて解説します。
赤ちゃんに飲ませるお水の安全性
赤ちゃんは大人とは違う、強くない身体を持っています。生まれたては首もすわっていないし、身体もふにゃふにゃです。消化できる食べものも限られていますし、離乳食を終えて、ある程度大人と同じようなものを食べられるようになるのは1歳半頃です。
我が家では次のように赤ちゃんの飲みものが変わっていきました。
- 0歳から3ヶ月頃:母乳、粉ミルク
- 3ヶ月から12ヶ月頃:母乳、粉ミルク、白湯
- 12ヶ月から15ヶ月頃:粉ミルク、白湯
- 15ヶ月から18ヶ月頃:白湯、冷水、薄いジュース
- 18ヶ月頃から:白湯、冷水、薄い緑茶、薄いジュース
粉ミルクをつくるときは、最初の1ヶ月ほどは電気ケトルでお湯を沸かしていましたが、途中からはウォーターサーバーのお湯にしました。
白湯はウォーターサーバーのお水そのままです。ただし、赤ちゃんが飲むには、冷水は冷たすぎますし、温水は熱すぎますので、冷水と温水を半々程度混ぜた白湯にしていました。
もうすぐ2歳になる今は冷水のお水そのままを大人と同じようにゴクゴク飲んでいます。(冷たいものの与えすぎには注意していますが。)
ママ・パパの育児を楽に
夜中のミルク作り・冷蔵庫の開閉音でギャン泣き
赤ちゃんは夜中に何回も目を覚まします。夜19時から朝8時頃まで熟睡する子もいるようですが、我が家の赤ちゃんは1時間半おきに起きる子でした。音に敏感なのか、冷蔵庫のドアを静かに開閉させるパタンという音でもビクッと身体を動かして、すぐに起きて泣き出してしまっていました。
泣き止むにはミルクを飲ませることが効果的でした。ギャン泣きしていても、人肌の温度で調乳したミルクを入れた哺乳瓶をくわえさせるとすぐに泣き止みます。
でも、ミルクを作り上げるまでの5分から10分が辛いです。
赤ちゃんがムズムズと身体を動かしはじめて、「あ、そろそろ泣いて起きそうだな」と思ったらミルクを作り始めますが、ミルクができあがるまでの5分から10分は全力で泣きっぱなしです。
電気ケトルを使ったミルク作りの手順(8工程 10分)
- 電気ケトルに水道水を入れる
- 電気ケトルでお湯を沸かす(数分待つ)
- 哺乳瓶を取り出す
- 哺乳瓶に粉ミルクを入れる
- 沸いたお湯を電気ケトルから哺乳瓶に注ぐ
- 熱々のミルクができる
- 哺乳瓶の外側に水道の流水をあてながら3分ほど冷やす
- 人肌の温度になったら赤ちゃんに飲ませる
電気ケトルでお湯を沸かすのはやっぱり時間がかかるんですよね。それに、水道水はしっかり煮沸してから飲ませたいから、お湯に水道水をそのまま混ぜて適温にすることはできないので、人肌まで冷やすのも時間がかかる。
この5分から10分は、夜中で眠くて、しかも近所にも赤ちゃんの声が響いてしまっているのではないかと不安で、「早くお湯沸いて」「早く哺乳瓶冷えて」と思ってました。
その点、電気ケトルからウォーターサーバーに切り替えてからは、すぐにお湯を出せて、冷水と混ぜて温度調節できるので時間が一気に短縮されました。
ウォーターサーバーを使ったミルク作りの手順(5工程 2分)
- 哺乳瓶を取り出す
- 哺乳瓶に粉ミルクを入れる
- 温水をウォーターサーバーから哺乳瓶に注ぐ
- 冷水をウォーターサーバーから哺乳瓶に注ぐ
- 人肌の温度になったら赤ちゃんに飲ませる
哺乳瓶の煮沸消毒
赤ちゃんに使う哺乳瓶は毎回煮沸消毒をしていました。煮沸消毒用の容器に哺乳瓶を入れて、容器の中に少し水を入れて、電子レンジで5分ほどチン。これで煮沸消毒完了です。
ミルクを飲ませて赤ちゃんが寝たら、キッチンのシンクで哺乳瓶を洗って、煮沸消毒を終えて、これでやっと自分も寝ることができます。
赤ちゃんは泣くのが仕事だとはいえ、夜中に何回も何回も「起きて、調乳して、哺乳瓶を洗って、煮沸消毒して、もう一度寝る」を繰り返していると、少しでもいいから手間を減らしたい、楽になりたいと思うようになります。
白湯をそのまま飲ませる
ミルクを毎回飲ませなくても、生後3ヶ月頃からは白湯をそのまま飲ませることもありました。調乳もしなくて良いですし、哺乳瓶洗いも軽くで良いから白湯を飲ませることはとても手間が少ないです。
ミルクを全然飲ませずに白湯ばかりだと栄養の問題がありそうですが、たまに白湯での水分補給としていました。
白湯はウォーターサーバー温水を哺乳瓶にまず注ぎ、次に冷水を温水よりは少なめに注ぐ、一度哺乳瓶のふたをして、振って混ぜたら、最後の温度調節で温水や冷水を少しずつ加えて、人肌の温度に仕上げます。これであとは飲ませるだけ。夜中に起きてもさっと対応できます。
ウォーターサーバーの事故防止
ウォーターサーバーを導入で心配なのは事故。我が家でも心配していましたが、少しだけ気をつけていれば大丈夫という状況でした。
熱湯防止(チャイルドロック)
まず気になるのは熱湯。熱いお湯が赤ちゃんにかかってしまったら、ひどい火傷になってしまうかもしれません。もしかしたら一生残るような傷になってしまうかもしれません。これが一番の心配でした。
1つめの対策は、赤ちゃんがいるスペースをウォーターサーバーを十分に離すことです。ウォーターサーバーの注ぎ口からもしお湯がこぼれても、哺乳瓶に入れたあとの調乳中に自分が転んでしまってお湯をこぼしても、赤ちゃんにはかからない距離に置きました。
本当は赤ちゃんが寝ている位置からできるだけ近くに置いた方が、夜中に起きてミルクを作るときには楽なのですが、当然、事故予防を優先です。
2つめの対策は、チャイルドロックです。これはウォーターサーバー自身についている機能です。ほとんどのウォーターサーバーにはチャイルドロック機能がついていますが、ついていないウォーターサーバーもあります。チャイルドロック付きのウォーターサーバーを選ぶことが良いでしょう。
赤ちゃんが2歳近くになり、家のなかを歩き回ることができるようになった今は以前より心配度があがりましたが、チャイルドロックがついているので1人でお湯を出すことはできません。
もう少し大きくなって、幼稚園児になったらチャイルドロックがついていてもお湯を出せるように自己学習してしまうのではないかなと思いますが、そのときは小学生になるまではウォーターサーバーに触ることは禁止だとしっかりしつけをしたいと考えています。
転倒防止
次に心配だったのはウォーターサーバーが倒れてしまうこと。赤ちゃんは加減をしらないので、全力でウォーターサーバーにぶつかるかもしれません。そのときにウォーターサーバーが倒れて、赤ちゃんが潰れてしまうことは心配です。
これは熱湯防止対策にもなっている、赤ちゃんがいるスペースをウォーターサーバーを十分に離すことで乳児の間は解決です。
ウォーターサーバーの背面に転倒防止用のワイヤーはついていることが多いのですが、壁側にそのワイヤーをひっかける場所がないという環境が多いのではないのかなと思います。
我が家も賃貸なので、ワイヤーをひっかけるために壁に釘を打つことはできません。そのため、もし倒れたとしても被害が小さくなるように壁際に寄せて、ウォーターサーバーの周りにはできるだけ子どもが近づけないように、家具をいくつか置いています。
大きな地震が来たときに倒れて、下敷きになったりしないようにできるだけウォーターサーバーには近づかないようにしつけ中です。ただ、最悪、ウォーターサーバーが倒れて下敷きになっても、ある程度家の中を走り回る程度に成長した子どもなら大怪我とはならないかもしれません。そこまで重いものでもないですし、尖っているものでもないですし。地震のときに怖いのはウォーターサーバーよりも、重いテーブルが飛んできたり、テレビが飛んできたりすることです。それはそれで転倒防止ジェルを床に置いて対策をしています。
感電防止
最後の心配ごとは感電です。お水を扱い、電気も使う機器なので、「お水をこぼしてケーブルにかかって、コンセントまでお水が垂れて、たまたまその近くに赤ちゃんがいて感電するのではないか」と心配です。
これも赤ちゃんがいるスペースをウォーターサーバーを十分に離すことでほとんど解決です。
多くのウォーターサーバーの背面にはアース線はついています。コンセントにアースをつなぐ場所がある場合はこのアース線をつなぐことで感電予防をすることができます。しかし、アース線がついているコンセントは冷蔵庫の近くと洗濯機の近くの2つだけという部屋は多いのではないでしょうか。アース線をつなぐことができれば理想的ですが、やはりここでも赤ちゃんとウォーターサーバーの距離を十分に離すことが効果的でしょう。
妊娠中にママ自身が飲むお水として
妊娠初期はあまり気になりませんが、中期以降、おなかが大きくなってくると部屋のなかの移動も大変です。転ばないように十分に気をつけながら足元に気を配って歩きます。
つわりがひどければ、人によって味が濃いものを食べられなくなったり、甘いものが食べられなくなったりします。しかし、お水は大丈夫であるケースが多そうです。妊娠中のママができるだけストレスを減らして生活するためにもウォーターサーバーはとても役立ちました。
カフェインも摂取できないので、コーヒーや緑茶の代わりにウォーターサーバーで白湯を飲んだり、カフェインレスの飲み物をさっと作って飲んだり、おうちにあってありがたいものの1つでした。
ウォーターサーバーを導入して良かったこと・悪かったこと
良かったこと
- 赤ちゃんが飲むミルク作りが楽になる
- 赤ちゃんが飲む白湯作りが楽になる
- ママの飲み物作りが楽になる
- お水がおいしいからたくさん水分補給できるようになる
- 買い物に行かなくてもお水が配達される
悪かったこと
- お金がかかる
- 設置スペースが必要
多少のお金がかかるのはしかたないかなと思っています。これまでペットボトルの2リットルや500mlのお水を買って飲んでいましたが、そのときよりは少しお金がかかっていると思います。
当時は月3000円から4000円ほどだったと思いますが、今はウォーターサーバー導入によってお水を飲む量も多くなったので、月6000円ほどです。その分、ジュースを買う頻度は大きく減ったので、それも考慮すると、少しだけ費用が増えたという程度でしょうか。
ママプラン・キャンペーン・特典でお得に使う
できるだけ費用を安く抑える方法がウォーターサーバー各社が実施しているキャンペーン・特典を活用することです。タイミングによって実施していたり、特典が変わっていたりします。
赤ちゃん・乳幼児がいる家庭なのであれば、「ママプラン」があるウォーターサーバーを使うことが良いでしょう。ママ向けの特典がついているプランです。
特にプレミアムウォーターのママプラン「PREMIUM Baby Club」がおすすめです。我が家ではプレミアムウォーターを使っていますが、当時はたしかママプランがなく、通常の申込をしましたが、ママプランがあれば申し込んでいただろうなと思います。
プレミアムウォーターのママプラン「PREMIUM Baby Club」
PREMIUM Baby Club(プレミアムベビークラブ)はプレミアムウォーターが提供するママ向けのプランです。
特典1:初回設置サービス無料
ウォーターサーバーをお部屋に設置するときに通常は玄関までしか運んでもらえません。玄関から部屋へ運ぶのは自分の役目です。しかし、このプランであれば、無料で初回設置をしてもらうことができます。
特典2:お水(ボトル)料金が割引
通常1960円のお水が1520円になります。約22%引きです。
特典3:サーバーレンタル料が割引
プレミアムウォーターにはいくつかの種類のウォーターサーバーがありますが、PREMIUM Baby Clubは「Cado」というサーバー限定です。このサーバーは通常800円/月のレンタル料がかかりますが、これが500円/月(約38%引き)になります。
割引はされるもののサーバーの種類を選べなくなることがデメリットです(色は選べます)。Cadoはお水の設置場所がサーバー下部にあり、ボトルを高く持ち上げる必要がなうので女性に優しいサーバーです。
アクアクララの「ベビアクア」プラン
ベビアクアはアクアクララが提供するママ向けのプランです。
特典1:はじめてセット
ベビアクアプランの特典「はじめてセット」では最初のお水12リットル×3本が通常3600円のところ、1200円の割引価格(約67%引き)となります。
※アクアクララはお水代金が安い代わりに、あんしんサポート料というサポート代金がかかることが特徴です。あんしんサポート料は初月無料で2ヶ月目から1500円/月がかかります。
特典2:無料ボトルチケット最大20本
ベビアクアの対象である「妊産婦〜3歳未満のお子様がいる」期間において、毎年5本分の無料ボトルチケットをもらうことができます。妊産婦から3歳まで計4年間で最大20本のお水を無料でもらえることができるお得な特典です。
特典3:ママがよろこぶプレゼント
担当販売店からママが喜ぶプレゼントをもらうことができます。赤ちゃん用の水筒だったり、様々なものがあるようです。
クリクラの「クリクラママ」プラン
クリクラママはクリクラが提供するママ向けのプランです。
特典1:ボトルを無料で最大9本
1本(12リットル)1250円のお水のボトルを最大9本もらうことができます。妊産婦~1才未満のお子様がいる家庭限定です。
最初に3本を無料でもらうことができて、継続するのであれば、プラス6本分の無料ボトルチケットをもらえます。
お試しの3本を使って、利用継続をしないのであれば、無料のままクリクラママのお試し利用を終えることができます。まず試してみたいという方におすすめの仕組みです。
まとめ
ここまで、赤ちゃん・乳幼児がいる家庭でのウォーターサーバー利用について良いことも悪いことも書きましたが、まとめとしては「妊娠中から幼児までの期間は特にウォーターサーバーを使うことがおすすめ」です。
ミルク作りや育児を楽にして、赤ちゃんと楽しい生活を過ごすことが良いでしょう。