え?! 呆然
子供はお友達ママが見てくれるというので、お言葉に甘え、自宅に戻り業者さんを待つとすぐさまインターホンが。サーバーの大きな箱が運ばれてきました!
印鑑を押して・・・
「ではこれで」(佐川さん)
・・・え?
ちょっと時が止まりました。
「えっと中に運んで設置はしていただけないんですか?」と聞くと
「はい。私たちは引越し業者ではないため、届けるだけなので、設置することはできないんです」
・・・え~~~!?
軽くパニックになりました。だってこの大きなサーバーをどうしろと?? 呆然と立ち尽くす私・・・
※画像:何とか自力で室内に運ぶ・・・
ウォーターサーバーの設置はセルフサービスで大変だった
しかし、このまま玄関においておくわけにはいかない。たまたま子供たちをお友達のところで見てもらっているこのチャンスをいかさなければ! とばかりにとりあえず設置予定場所までなんとか運ぶ。
今までのウォーターサーバーでは「うちにあがってもらって設置してもらう」のが当たり前でした。梱包もはずし、電源をいれ、ボトルも入れて、中の空気を抜いてもらって・・・と自分たちがすぐに使用できるように業者さんがやってくれてたので、もちろん今回も「業者さんが設置してくれるもの」とばかり思っていたため・・・衝撃的でした。
絶対そんなことあるわけがない! 何かの間違いだろうと・・・とりあえず混乱する頭でAQUWISHホームページを確認する。
おそらくですが「よくある質問」の箇所に書かれてます・・・それ以外に書かれてあるのでしょうか。
『ウォーターサーバーの設置は、基本的にお客様ご自身で行っていただくことになっております。』と・・・。
他のサーバーさんはどうなのでしょう? たまたま今まで設置してくれるサーバーさんにあたっていたからこれが当たり前になっていたのですかね、・・・こう書いてあるのだからしょうがないと腹をくくったのです。
が、キリンアクウィッシュさん! こういうことはメインホームページにしっかりわかりやすく明記しておいてほしかったです!
運ぶっていう心がなかったのでちょっと疲れました(私が悪いんですけどね)。
またサーバーですからけっこう重いんです。18.1kgですから。廊下はダンボールを引きずりながら、リビングのマットはちょっとずつちょっとずつ持ち上げながら。
男性だったらどうってことはないかもしれませんが、こういうことに慣れてないのもあって、どう持ち上げたらいいかわからないというのもあって、女性一人だと大変だと思います。
梱包されているダンボールをはずし、子供を見てもらってるママに悪いなぁと思いながら時間との勝負! とこの時点で体力だの焦りだのどうしたらいいんだろだの…いろんな汗がだくだく。
この部分は子育てママには優しくない!! です。正直言うと。
小さい子供がいたら設置するのもひやひやだなぁと。あれさわるなだの、これいじるなだのと、大騒ぎしそう・・・
他のかたの子育てママの設置体験談を聞いてみたいなぁ・・・私の頭の中に「設置」という文字がなかったのでなおさらだったのですが、他のママさんは一人で設置するとなったらどう行うんだろう・・・と心のそこから思いました(泣)
設置は自分で。
設置したくてもできない、困難な場合は問い合わせ窓口までとありましたが・・・どのように対応してもらえるのかは不明なのですが。。。この部分は初めに明記しておいてほしいなぁと心底思うのであります。
ママひとりで設置するの巻
さて、さっそく設置に取り掛かります。時間にしては30分~40分ほどだったでしょうか。
子供たちはお友達のおうちでちょうどおやつを頂いていた時間なので、あまり待った気がしなかったようですがママはとってもはぁはぁ言いながら戻ったのを覚えています。
ちなみにこの箱なのですが、取っ手がないのでどこを持っていいのかわからずこの場所まで移動させるのが大変でした。
ダンボールをぬっぽぬく感じでとればどうってことはなかったのですが、なんせこういう大きなものに慣れてないものでダンボールをはずすだけでもどこから手をつけていいかわからなかった私。
そしてダンボールをはずし、サーバーが登場!
相変わらずかっこいいデザインなのですが、設置しようとしてもどこに手をかけていいかわからず! こちらに持ち手のような取っ手がないことが判明! つらい!
説明書は蓋の中に発見!
蓋をあけると思ったより浅いお水を入れるタンクがあります。
そこにホース(これがアタッチメントらしい)がありました。ガロンボトル式、または捨てられる容器のサーバーであっても今までは『上からお水をサーバーに落とす』ようなものが多かったので、「ホース?? これでどうやって水をくみ上げるんだろうか」となんとなく思った一瞬。
いつもはなんとなくでも使い方がわかってしまうのですが、今回だけはしっかり説明書を読み込みました。
お水の袋はとっても軽くてありがたい!
蓋を開けたところにお水の袋を入れるのですがサーバーの重さなんてなんのその! とってもお水が軽いんです。7.15リットルはダントツに軽いです!
通常はこの2倍ぐらいのもの+容器の重さを高いところに差し込むサーバーが多いため、やっぱりお水を替えるときは「パパ~!! お願い!!」って頼みがちなのですが、アクウィッシュは私でも片手でひょいと持てます。
これはとっても先行きを考えると気持ちが軽くなりました!
使い続けるのであればこのお水の取替えが苦にならないというのはとってもポイント高いですよね。
お水は気持ちいいほどすっぽり入ります。
このときシールがある方を上にします。そこにリングがついているのでアタッチメントをスライドさせるように入れて、サイドのブルーの取っ手を下に下げると、シールのあった部分に穴をあけてくれるようです。
そしてポンプをしゅっしゅと何回か上げ下げするとサーバーの中にお水が入るようです。灯油のポンプみたいな仕組みのようです。
お水を差し込むと自然にサーバーに落ちていく従来のサーバーと比べると、ちょっとだけ手動的な感覚。でもこれは力も何もいらないので楽しく作業しました。
お水が入ったら空気を抜いて、電源オン!
サーバーにお水が入ったら5分ほどまってお湯とお水のコックからお水が出るかを確認。
大体コップ一杯ほど出します。このとき設置の際に入った空気を抜くのも兼ねてる感じです。
その後にようやく電源を入れます。
電源のスイッチとエコモードのスイッチがあります。
両方入れておきました。
そしてこのサーバーは毎日自分でメンテナンスを行わなければいけないとのこと。といっても難しいことはなく「クリーンボタン」という、こちらも電源付近にある赤いボタンを押すだけとのこと。本当に押すだけで、さらに音もないので「本体内部で何が起きているんだろう??」とその機能を疑うほどの簡単さでした。
背面部にあるためこのように手が入る位置に設置しないと大変。設置する際にこのボタンにちゃんと手が届くか確認しておいたほうがいいです。
そして45分ほどするとお水が適温になるという・・・
はぁ~長かった!
いつも業者さんがやってくれるので、10分、いや早いところで5分で設置してくれたのに、こんなに時間と体力を要するとは…今まで当たり前のようにやっていただいていた業者さんに感謝です。
あとから問い合わせ窓口に聞いてみたのですが、アクウィッシュの宅配業者は佐川さんなのですが、アクウィッシュは大型家具や引越しを扱う部署と提携をしていないため、通常の宅配業務の佐川さんしかお願いできないとのこと。
今回運んできてくれた佐川さんにせめて室内まで運んでほしいとなんとか頼んでみたのですが「宅配業務は玄関より先にあがってはいけないためできないんです」とかたくなに言われましたしね。
ほっとする暇もなく、お友達に預けていた子供を迎えに行くのでありました・・・
そして残ったこの梱包と言う名のゴミ。今まではこういった梱包ゴミも業者さんが持っていってくれたのですが、もちろんこれも自分で処分するのです。
子供迎えに行く前にまずはゴミステーションにダッシュしました…はぁ。今まで私はとっても生ぬるい汁をすすってサーバーの業者さんにお願いしてたんだなぁ・・・と心底感じました。